5・27「神奈川婦人部の日」
1979年(昭和54年)、嫉妬に狂った宗門は、師弟の絆に狙いを付け、池田大作(いけだだいさく)名誉会長と会員の間を引き裂こうとしていた。
宗門からの圧力で、自由に会合に参加できない名誉会長。その名誉会長に代わって、香峯子(かねこ)夫人は、横浜市神奈川区内の婦人部総会に出席した。5月27日のことである。
喜々として総会に集った約50人は、それぞれ悩みと向き合いながらも、懸命に信心を貫いていた。
その報告に耳を傾け、香峯子夫人は真心からの励ましを送った。
「何があっても学会から離れなければ必ず幸せになります」
夫人の微笑みに皆の緊張がほぐれ、質問の手が次々と挙がった。
「先生は、お元気ですか?先生が新聞に載らなくて、さみしい思いをしています」
「はい、元気ですよ。伝えておきます」
終始、和やかな雰囲気に包まれた。
終了後、生涯不退転の誓いを込め、記念のカメラに。この日は「神奈川婦人部の日」となった。
2001年(平成13年)、名誉会長は、神奈川婦人部の日に寄せて、次の和歌を贈っている。
日本一
いや世界一かと
神奈川の
女性の世紀の
夜明けは来りぬ
いや世界一かと
神奈川の
女性の世紀の
夜明けは来りぬ
