県歌「ああ陽は昇る」

「神奈川にも歌を」
1978年(昭和53年)の夏、池田大作(いけだだいさく)名誉会長のもとに神奈川の歌の制作委員会から思いの丈を込めた詩が届いた。
「よし、やろう!」
全国を駆け回る名誉会長は詩想を練り、推敲を重ねた。
7月31日、東京・信濃町で各部代表者会議。終了後、神奈川の代表が本部に呼ばれた。
この歌で皆に勇気を送ろう!
この歌で前進するのだ!
名誉会長の気迫漲る陣頭指揮で、県歌が仕上げられていった。
そして8月9日、「ああ陽は昇る」が神奈川の友に贈られた。
この歌詞に込めた心を、名誉会長は26日、立川文化会館での東海道本部長会で、次のように語っている。
「世紀の海に こだまする 清き祈りは」
――神奈川は海が見える。新世紀を目指し、題目のこだま、歌声のこだま、指導のこだまの渦巻く国土に。私たちは一番尊い“清き祈り”で多くの人を救ってきた。
「神奈川天地に 慈雨の羽」
――皆さんが慈雨の羽であっていただきたい。指導者が大切になる。暑い中、寒い中、“羽”となって動き、勇気ある指導者に成長していただきたい。
「生きとし生きる 歓喜あり」
――妙法という尊極の光に照らされながら、生きがいをもち、悔いのない実践に励んでいくことこそ最高の歓喜である――と。
万感の期待が込められた「ああ陽は昇る」。
神奈川の友は、この歌を高らかに歌いながら、前進を続けている。
[音源]ああ陽は昇る(カラオケ)
愛唱歌「勝利の虹」

神奈川愛唱歌「勝利の虹」は、2008年(平成20年)4月に発表された。
県歌「ああ陽は昇る」の誕生30周年を記念して作成された歌である。
虹をかけよう 波涛を越えて!
虹をかけよう はるか未来へ!
神奈川創価学会は、愛唱歌を高らかに歌いながら、地域に社会に友情の虹をかける。
[音源]愛唱歌「勝利の虹」(コーラス入り)
正義の旗 平和の心

1988年(昭和63年)6月10日――。
聖教新聞に池田名誉会長が神奈川に贈った長編詩「正義の旗 平和の心」が掲載された。
曲「正義の旗 平和の心」は、この長編詩をもとに作られたもの。
2015年(平成27年)2月21日、神奈川池田記念講堂で行われた本部幹部会(東海道総会)では、神奈川銀河少年少女合唱団が澄んだ歌声で披露し、場内に感動を届けた。