
「朝鮮問題とアジアの平和」
青年の手で不戦の世紀を開く
神奈川大学名誉教授
郷田 正萬 氏

郷田氏は、「朝鮮問題とアジアの平和」をテーマに講演した。幼少期の戦争体験を踏まえながら、朝鮮半島の南北分断や朝鮮戦争などの歴史を紹介。
「分断は今も続いている」と、不安定化する各国の関係について述べた。そのうえで、発表から60周年を迎えた戸田城聖第2代会長の「原水爆禁止宣言」の意義に触れ、生命尊厳の思想を国際社会が一段と訴え、不戦の世紀を開かなければならないと強調。
世界に信頼と友情の輪を広げる学会青年部に、「平和の担い手として、さらに貢献して欲しい」と期待を寄せた。